不正性器出血を起こす病気は様々であり、がんなど重篤な病気が隠れている場合もあるため、不正性器出血を疑った際は婦人科を受診するようにしてください。
また、どこから出血しているかわからないこともあり、尿や肛門からの出血であることもあるため注意が必要です。

炎症によるもの

病原菌の感染（性感染症など）、萎縮性腟炎、子宮内膜炎など

ホルモン異常によるもの

卵巣機能不全、月経異常など

良性の腫瘍

子宮のポリープ（子宮子宮）、子宮筋腫など

悪性の腫瘍

子宮頸がん、子宮体がん、卵巣腫瘍、子宮肉腫、腟がんなど

妊娠に関連するもの

流産、異所性妊娠など

不正性器出血は重大な病気が隠れていることもあるため婦人科を受診するようにしてください。疑われる病気によって検査も様々であり、一度の検査で異常が見つからなくても繰り返し検査をすることで診断できることもあります。初期の病気などは検査で見つからないこともあるため、一度検査して異常なかったため大丈夫だろうと放置せずに症状が続く際は受診することをお勧めします。